香菜は地中海沿岸が原産で、日本には中国から伝わった香味野菜です。シャンツァイ、パクチー、コリアンダーとも呼ばれます。主に使う若い葉には独特の香り成分が含まれ、お腹の調子を整えたり、胃を健康にしたりする働きがあります。また、食欲増進や消化の促進、体内に毒素が溜まるのを防ぐほか、ストレスを和らげる効果もあります。
古代ギリシャでは種子を医薬として用いるなど、古くから薬としての効果が知られていました。炭水化物と合わせると効果が高まるとされ、パンやケーキの生地に混ぜて焼かれていたとも伝えられています。種子を使った湯冷ましは、強壮剤として飲まれていたという記録もあります。
香菜とは?
香菜は地中海沿岸が原産で、日本には中国から伝わった香味野菜です。中国ではシャンツァイ、タイではパクチーと呼ばれ、英語ではコリアンダーといいます。
主に若い葉を使い、生の葉には独特の強い香りがあります。リナロールやゲラニオールなどの成分を含み、お腹の調子を整えたり、胃を健康にしたりする働きがあります。また、食欲を増進させて消化を助けるほか、体内に毒素が溜まるのを防いだり、神経の緊張をほぐしてストレスを和らげたりする効果もあります。
古代ギリシャでは、古くから薬としての効果が知られ、種子を医薬として用いていたといわれています。炭水化物と合わせるとその効果がより高まるとされ、パンやケーキの生地に混ぜて焼かれていたとも伝えられています。また種子を使った湯冷ましは、強壮剤として飲まれていたという記録もあります。
■調理との組み合わせ方
中華料理では、生の葉を肉や魚料理に添えたり、炒め物や和え物、スープの具材にしたりと、彩りを兼ねた薬味としてよく使われます。
独特の強い香りがあるため、エスニック料理とも好相性です。タイ料理のトムヤムクン、ベトナム料理の生春巻きやフォーなどには欠かせません。また、すっきりした味わいが辛い料理を引き立てるため、インドではカレーのスパイスとして使われるなど、日常的に利用されています。
■選び方
葉の色が鮮やかで、みずみずしいものを選びましょう。張りのあるものほど香りがしっかりしており、薬味としての効果も期待できます。
■保存方法
保存する際は、葉茎を水に浸した後、湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てておきましょう。葉を刻んで冷凍保存することも可能です。
香菜の効果
■免疫力の向上
香菜に含まれるビタミンAの不足は、気管などの粘膜において細菌やウイルスの侵入を容易にし、風邪の原因となる可能性があります。風邪を引きやすい人、回復が遅い人、口内炎や歯ぐきの腫れが起こりやすい人は、ビタミンA不足が考えられます。
■ストレス対策
ストレスが生じると、抗ストレスホルモンであるアドレナリンという副腎髄質ホルモンが分泌され、血圧を下げて血中の糖分を増やし、エネルギーの増産態勢を整えます。香菜に含まれるビタミンCは副腎髄質ホルモンの生成に関与し、エネルギーを増やすことに役立ちます。
反対にビタミンCが不足すると抗ストレスホルモンが十分に生成されず、ストレスに負けてしまいます。
■丈夫な骨や歯をつくる効果
香菜に含まれるカルシウムは強い骨や歯をつくり、体を支える重要な働きがあります。
カルシウムとともにマグネシウムやリンも骨をつくる成分になります。カルシウムが2~3に対して、マグネシウムは1のバランスが良いとされています。リンも骨をつくる成分ですが、一緒に摂るとカルシウムの吸収を妨げます。リンは肉類や魚介類など多くの食品に含まれ、過剰摂取となりやすいため、カルシウムの摂取量を増やすことが重要です。
また、吸収したカルシウムを効率良く骨に利用させるためには、適度な運動を行い、骨に負荷を与えることも重要です。
こんな方におすすめ
●免疫力を高めたい人
●ストレスが気になる人
●骨や歯を強くしたい人
おさらい
●香菜は地中海沿岸が原産で、日本には中国から伝わった香味野菜
●独特の香り成分が含まれ、お腹の調子を整えたり、胃を健康にしたりする働きがある
●食欲増進や消化の促進、体内に毒素が溜まるのを防ぐほか、ストレスを和らげる効果もある

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)
・春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典(発行所 株式会社エクスナレッジ)

















