卵は良質なタンパク質を豊富に含み、さらにビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含むため、非常に栄養価の高い食品です。筋力の維持や免疫力の向上などの効果が期待できます。

卵焼きやオムレツ、プリンなど様々な料理で使用される万能な食材です。



卵とは?

卵は良質なタンパク質が豊富で、アミノ酸のバランスが理想的です。ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含むため、非常に栄養価の高い食品とされています。

 

市場で流通しているのは、ほとんどが鶏の卵で、無精卵が一般的です。他にも、鶉の卵や烏骨鶏の卵、あひるの卵があり、あひるの卵は発酵・熟成させてピータンとして売られています。

また、付加価値を付けた鶏卵も多く、自然卵は放し飼いで育てた鶏の卵、有精卵は雄と交配させた鶏の卵です。

ビタミンやミネラル、DHAなどを配合した飼料を食べさせて、これらの栄養素を強化した卵もあります。

 

卵の白玉や赤玉などの殻の色の違いは、鶏の種類による違いで、栄養価は同じです。一般的に羽毛の色が褐色や黒っぽい色の鶏は赤玉を産み、羽毛の色が白い鶏は白玉を産みます。

鶏卵のサイズは農林水産省で定められた規格があり、重量別でSS~LLまで分けられます。

 

卵は卵白と卵黄に分けられ、卵白は大部分がタンパク質から構成されていますが、卵黄はタンパク質以外にも脂質やビタミン類が多く含まれます。カロリーは100gあたりで卵白が44kcalに対し、卵黄は336kcalと卵白の約8倍です。卵1個(60g)の場合、カロリーは85kcalのため、卵は高タンパク質で比較的カロリーの低い食品です。

 

卵の選び方

殻がきれいで、ひび割れがないものを選びましょう。新鮮な卵は、割った際に卵黄がこんもり盛り上がっていて、卵白が締まっています。

 

卵の保存方法

丸い方を上にして冷蔵庫で保存しましょう。できれば、卵の容器ごとしまいましょう。

卵の賞味期限は生食できる期限が表示されています。

卵の効果

筋力の低下を防ぐ効果

卵には良質なタンパク質が豊富に含まれます。筋肉のもととなるタンパク質は分解と合成を繰り返しながら一定量を保っているため、タンパク質が不足すると筋肉を維持することができません。

また、タンパク質は体内で1gあたり4kcalのエネルギーを生み出し、活動するためのエネルギー源にもなります。

 

免疫力を高める効果

卵に含まれるビタミンAやビタミンEには、体内で発生した活性酸素を除去する抗酸化作用があります。体内で活性酸素が増えると、細胞が酸化して老化が進み、免疫力の低下につながります。そのため、これらのビタミンを摂取することで、免疫力の向上が期待できます。

 

記憶力を向上させる効果

卵黄に含まれるレシチンは、ホスファチジルコリンとも呼ばれるリン脂質の一種で、生体膜や脳、神経組織の構成成分として重要な働きを担っています。

レシチンの主成分であるコリンは、脳で記憶や学習に関わる神経伝達物質のアセチルコリンをつくる材料となることから、神経細胞を活性化し記憶力を高める働きが期待できます。

また、レシチンには血中コレステロール値の抑制作用があることから、動脈硬化の予防も期待されています。

こんな方におすすめ

筋力を維持したい人

免疫力を高めたい人

脳を活性化したい人

おさらい

卵は良質なタンパク質を豊富に含み、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含む

卵の白玉や赤玉などの殻の色の違いは、鶏の種類による違いで、栄養価は同じ

筋力の維持や免疫力の向上などの効果が期待できる


参考文献

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)

・かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学(発行所 株式会社ナツメ社)

・日本食品標準成分表2020年版(八訂)

・日本卵業協会

・一般社団法人日本養鶏協会


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