つるなは「はまぢしゃ」とも呼ばれ、海辺などに自生します。3月まきの夏収穫や秋まきで栽培されます。栄養面ではビタミン類がバランスよく含まれ、ビタミンKや葉酸は同じ夏の野菜である空芯菜を上回ります。野菜には珍しくビタミンB2が多いのが特徴で、脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜を守る働きがあります。また、β-カロテンや、ナトリウムの排出を促し血圧を安定させるカリウムも豊富です。
味わいにクセがないため、お浸しや味噌汁など幅広い料理に向きます。油と合わせることでビタミンAを効率よく摂取できるほか、脂質の代謝に役立つビタミンB2を含むため、肉料理の付け合わせや副菜として添えるのも相性の良い食べ方です。
つるなとは?
つるなは「はまぢしゃ」とも呼ばれ、海辺などに自生し、茎がつるのように広がる植物です。3月ごろに種をまく夏収穫の露地栽培や、秋まき栽培が行われています。
ビタミン類がバランスよく含まれており、ビタミンKや葉酸は空芯菜を上回る量です。野菜としては珍しくビタミンB2が多いのが特徴で、脂質の代謝を助けるほか、皮膚や粘膜を守る働きがあります。また、β-カロテンも豊富に含まれています。ミネラルではカリウムが多く、ナトリウムの排出を促して血圧を安定させるほか、利尿作用を高める効果もあるといわれています。
■調理との組み合わせ方
クセがないため、おひたしや味噌汁の具など、どんな料理にも向いています。油と一緒に摂ることでビタミンAを効率よく摂取できるため、植物油で炒めたり、茹でて油を使ったドレッシング、削り節をかけるのがよいでしょう。また、脂質の代謝に役立つビタミンB2を含むため、肉料理の付け合わせや、肉が主菜のときの副菜として添えるのも相性が良い食べ方です。
■選び方
葉の先まで張りがあり、みずみずしいものを選びましょう。芽から10cmほどの部分が柔らかいものが適しています。
■保存方法
新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存してください。茹でたものを小分けにして冷凍保存することも可能です。
つるなの効果
■骨の形成を助ける
つるなに含まれるビタミンKには、腸から吸収されたカルシウムを骨に取り込む働きがあります。成長期の骨の形成だけではなく、骨粗しょう症の予防にもなります。
■エネルギー代謝を助ける
つるなに含まれるビタミンB2は、たんぱく質や脂質、糖質からエネルギーをつくるのを助けてくれます。
■貧血を予防する効果
赤血球は約4か月で生まれ変わるため、体内では常に新しい赤血球がつくられています。つるなに含まれる葉酸は、赤血球のもととなる赤芽球をつくることに関与しており、赤芽球が正常につくられないと赤血球も正常につくられません。葉酸を摂取することは、正常な赤血球をつくることに役立ち、貧血の予防にもなります。
こんな方におすすめ
●骨や歯を強くしたい人
●運動習慣のある人
●貧血が気になる人
おさらい
●つるなは「はまぢしゃ」とも呼ばれ、海辺などに自生する
●栄養面ではビタミン類がバランスよく含まれ、ビタミンKや葉酸は空芯菜を上回る
●野菜には珍しくビタミンB2が多いのが特徴で、脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜を守る働きがある

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)
・春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典(発行所 株式会社エクスナレッジ)

















