大枝柿(おおえがき)は、京都市西京区大枝で栽培される大ぶりで甘みの強い柿で、筍とともに地域を代表する特産品です。昭和5年から富有柿の栽培が始まり、10月下旬には府道10号沿いに直売所が並ぶことから「柿街道」とも呼ばれています。大枝の粘土質の土壌は果肉を柔らかくし、渋みを抑えて上品な甘さを生み出します。柿にはビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれ、老化防止や免疫力向上、ストレス対策に役立ちます。
大枝柿とは?
大枝柿(おおえがき)は、京都市西京区大枝で栽培される大ぶりで甘みの強い柿で、筍とともに地域を代表する特産品です。
大枝では昭和5年から富有柿の栽培が始まりました。特に大枝産の柿は大きく甘みが濃いのが特徴で、10月下旬になると主要地方道・府道10号(大山崎―大枝線)沿いに直売所が並び、その様子から「柿街道」と呼ばれるようになりました。
選りすぐりの秋の味覚を求め、市内外から多くの人が訪れます。大枝の粘土質の土壌は柿の肉質を柔らかくし、渋みを抑えてクセのない上品な甘さを生み出します。
柿にはビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれ、栄養価の高いフルーツとされています。
大枝柿の効果
■老化を防ぐ
柿に含まれるビタミンCは、抗酸化作用が強く体内の酸化を抑制する働きがあります。
■免疫力を高める
ビタミンCは、身体の中に入ってくるウイルスを排除しようとする働きがある「白血球」を強化してくれます。それだけではなく、自らもウイルスを排除しようとする働きがあります。風邪が流行する時期には、ビタミンCを摂取することをおすすめします。
■ストレス対策に
ストレスが生じると、抗ストレスホルモンであるアドレナリンという副腎髄質ホルモンが分泌され、血圧を下げて血中の糖分を増やし、エネルギーの増産態勢を整えます。ビタミンCは副腎髄質ホルモンの生成に関与し、エネルギーを増やすことに役立ちます。
反対にビタミンCが不足すると抗ストレスホルモンが十分に生成されず、ストレスに負けてしまいます。
こんな方におすすめ
●老化が気になる人
●免疫力を高めたい人
●ストレスが気になる人
おさらい
●大枝柿(おおえがき)は、京都市西京区大枝で栽培される大ぶりで甘みの強い柿
●大枝の粘土質の土壌は果肉を柔らかくし、渋みを抑えて上品な甘さを生み出す
●柿にはビタミンCが豊富に含まれ、老化防止や免疫力向上、ストレス対策に役立つ
・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)
・大枝の柿はなぜおいしいのか。生産者に聞く知られざる歴史とこだわり(JA京都市)
https://x.gd/2FxsS
・大枝の柿(京都府)
https://x.gd/KAt0D