パッションフルーツはブラジル原産の果物で、種を包むゼリー状の果肉を種ごと食べます。近年は国内でも栽培されています。栄養面では体内でビタミンAに変わるβ-カロテンを含み、粘膜の健康維持や風邪予防に役立ちます。また、抗酸化作用により活性酸素から体を守る働きもあります。

さらに、ビタミンB6やナイアシン、葉酸などのビタミンB群が豊富なのも特徴です。これらはエネルギー代謝に深く関わり、不足すると肌トラブルや貧血、神経障害を招く恐れがあります。特にナイアシンはアルコール分解を助けるため、二日酔いの防止にも効果的です。



パッションフルーツとは?

パッションフルーツはブラジル原産の果物で、黄色や紫色の外皮の中に、種を包んだゼリー状の果肉が詰まっており、これらを種ごと食べます。近年は日本国内でもハウス栽培が行われています。

栄養面では、体内でビタミンAに変わるβ-カロテンを含んでいます。これは皮膚や鼻、消化器などの粘膜を健康に保つ役割があり、風邪の予防にもつながります。変換されなかった分は、抗酸化作用によって有害な活性酸素から体を守る働きをします。

また、ビタミンB6やナイアシン、認知症予防で注目される葉酸といったビタミンB群が豊富な点も特徴です。これらは三大栄養素のエネルギー代謝と深く関わっており、不足すると肌トラブルや貧血、神経障害などを引き起こす可能性があります。特にナイアシンは、アルコールの分解を助けるため、二日酔いの防止にも効果があるとされています。

 

調理との組み合わせ方

果実を半分に割り、スプーンで種ごとすくって食べることで、南国フルーツ特有の甘酸っぱさを存分に楽しめます。お好みで蜂蜜やレモン、ミルクなどを加えれば、栄養価もさらに高まります。香りの良さを活かし、果汁に少量の砂糖や蜂蜜、水を加えてミキサーにかければ、清涼感のあるジュースとしても楽しめます。そのほか、凍らせてシャーベットにしたり、ゼラチンで固めてゼリーにするなど、幅広いアレンジが可能です。

 

選び方

表面にシワが現れ、甘い香りが漂ってきた時が食べ頃です。皮が張っている未熟な状態では酸味が非常に強いため、完熟するまで待ちましょう。

 

保存方法

保存する際はポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に保管してください。また、輪切りにして凍らせることで、シャーベットのような食感と一味違う美味しさを味わうことができます。

パッションフルーツの効果

貧血を予防する効果

赤血球は約4か月で生まれ変わるため、体内では常に新しい赤血球がつくられています。パッションフルーツに含まれる葉酸は、赤血球のもととなる赤芽球をつくることに関与しており、赤芽球が正常につくられないと赤血球も正常につくられません。葉酸を摂取することは、正常な赤血球をつくることに役立ち、貧血の予防にもなります。

 

肌荒れ予防

パッションフルーツに含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜などの上皮細胞の形成や機能に重要な役割を果たしています。上皮細胞は体内に侵入する病原菌を防ぐ役割があり、ビタミンAが不足すると皮膚が乾燥し、肌荒れが生じる可能性があります。

 

免疫力を高める

パッションフルーツに含まれるビタミンCは、身体の中に入ってくるウイルスを排除しようとする働きがある「白血球」を強化してくれます。それだけではなく、自らもウイルスを排除しようとする働きがあります。風邪が流行する時期には、ビタミンCを摂取することをおすすめします。

こんな方におすすめ

貧血が気になる人

肌の乾燥が気になる人

免疫力を高めたい人

おさらい

パッションフルーツはブラジル原産の果物で、種を包むゼリー状の果肉を種ごと食べる

体内でビタミンAに変わるβ-カロテンを含み、粘膜の健康維持や風邪予防に役立つ

さらに、ビタミンB6やナイアシン、葉酸などのビタミンB群が豊富なのも特徴


参考文献

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)

・春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典(発行所 株式会社エクスナレッジ)


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