季節を問わず、手足が冷えます。なかなか冷え性が改善できなくて困っています。

普段の生活習慣に原因があると考えられます。一緒に対策も見ていきましょう!



冷え性の原因とは?

冷え性の原因とは?

冷え性は、手足や腰、腹部などが他の部位に比べて冷えている状態です。自律神経系の乱れにより必要以上に血管が縮み、血液が行き届かなくなることで冷え性が起こります。

自律神経の乱れは低血圧、ストレスや更年期障害など様々な原因により起こります。

また体の熱は筋肉がつくるため、筋肉量が少ないことも冷え性を引き起こす原因の一つです。

 

冷え性は病気?

冷え性は東洋医学では病気として扱われませんが、放置すると肩こりや腰痛、頭痛、貧血、だるさ、便秘など様々な症状を引き起こします。

また、深部体温が低くなると免疫力も低下するため、細菌やウイルスなどに感染しやすくなります。

冷え性対策の食べ物とストレッチの紹介

冷え性の対策には、体を中から温める食事とストレッチなどで血行を促進することが重要です。

冷え性になりやすい習慣を簡単チェック











当てはまる方は対策法も確認しましょう!

改善に役立つ食べ物

食事によって血行を促進し、体を中から温める方法は冷え性の有効な対策の一つです。温かいものを食べることや、朝食を食べることで体温の上昇効果が見込めます。

 

たんぱく質は体温上昇作用が高いので、肉や魚、卵、大豆製品などの主菜になるおかずは毎食欠かせません。

唐辛子に含まれるカプサイシンや生姜に含まれるジンゲロールには発汗作用があり、血流を良くして体を温めます。

血液の循環を促すビタミンEはナッツ類に多く、レバーや小松菜に含まれる鉄は貧血対策にもなるのでおすすめです。

普段の食事を見直して、これらの栄養素を含む食べ物を意識して摂るように心がけてみましょう。

改善に役立つ飲み物

冷たい飲み物を体に入れると、体内温度と差があるため体に負担がかかります。

冷たい飲み物を温かい飲み物に変えると、体内の冷えを予防することができます。

コンビニや自動販売機で買う飲み物はよく冷えているので常温に戻してから飲む、飲食店の飲み物は氷を抜いてもらうなど、冷たい飲み物をできるだけ避けることも有効な対策となります。

簡単ストレッチ

日常の動作の中で使う筋肉を意識することも立派な運動になります。簡単にできるストレッチを取り入れて、習慣にしてみましょう。

 

何かをしながらできるストレッチ

太もも

洗濯物を干す時に、洗濯かごから1枚手に取るたびに膝を曲げてしゃがみ、1枚取ったら立ち上がる。これを最後まで繰り返す。

 

二の腕

窓ふきやお風呂掃除の時に、肘を伸ばして腕全体を大きく動かしてふく。途中で左右の手を入れ替える。

 

ふくらはぎ

歯磨きや食器洗いの時に、かかとの上げ下げをする。

 

ストレッチ以外にも冷え対策として、お腹や腰、背中を冷やさないように腹巻をする、足指の間のツボを刺激できる5本指靴下を活用する、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かり体を芯から温める、などもおすすめの方法です。

おさらい

冷え性は、自律神経系が乱れることで必要以上に血管が縮み、血液が行き届かなくなることが原因で起こる

冷たい飲み物は避け、食事で体の中から温めるようにする

体を動かすストレッチや、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かるなど、できる対策から取り入れる


監修

【佐藤 順子 先生】

横浜国立大学教育学部卒業
小学校教諭を経て健康生活新聞編集に携わる
福祉住環境コーディネーター


参考文献

・かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学(発行所 株式会社ナツメ社)

・不調が消え、免疫力アップ 毎日の冷えとり漢方(発行所 株式会社河出書房新社)


カテゴリーに戻る

関連記事