バジルは熱帯アジアなどが原産のシソ科のハーブです。さわやかな甘い香りとわずかな苦みが特徴で、イタリア料理やタイ料理によく使われます。イタリア語では「バジリコ」、和名では「目箒(めぼうき)」と呼ばれます。
栄養面ではβ-カロテン、カリウム、カルシウムを豊富に含んでいます。相性の良いトマトと合わせることで、リコピンの抗酸化作用も加わり、がんや動脈硬化の予防、コレステロール値の上昇抑制、血圧の改善など幅広い効果が期待できます。また、精油成分による香りは食欲を高め、抗菌や消化を助けるほか、古代には精神を安定させるために用いられていたようです。
バジルとは?
バジルは熱帯アジアからインド、アフリカを原産とするシソ科のハーブです。さわやかで甘い香りと、わずかな苦みが特徴で、イタリア料理やタイ料理によく使われます。イタリア語では「バジリコ」、和名では「目箒(めぼうき)」と呼ばれます。
栄養面ではβ-カロテン、カリウム、カルシウムを豊富に含んでいます。相性の良いトマトと合わせることで、トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用も加わり、がんや動脈硬化の予防、コレステロール値の上昇抑制、血圧の改善など、幅広い効果が期待できます。
独特の清涼感がある香りは、リナロールやオイゲノールなどの精油成分によるものです。この香りが食欲を高めるほか、抗菌作用や消化を助ける働きでも知られています。また、神経を落ち着かせる作用もあり、古代ギリシャやローマ時代には、精神を安定させるために用いられていたようです。
■調理との組み合わせ方
トマトやにんにくと非常に相性が良い食材です。にんにく、唐辛子とともにオリーブオイルに漬け込んだ「バジルオイル」は、焼き魚、パスタ、ピザのソースとして重宝します。また、バジル、にんにく、オイル、松の実、パルメジャーノチーズをすり混ぜた「ジェノベーゼソース」は、ビタミンEが豊富で、高い抗酸化力が期待できるソースです。そのほか、スープやシチュー、サラダの香り付けにも活用されます。
■選び方
葉の緑色が濃く、つやのあるものを選びましょう。茎の切り口が変色せず、きれいな状態であることも大切なポイントです。
■保存方法
若くて小ぶりな、中央がふくらんでいる葉は風味が柔らかく、生で食べるのに適しています。傷みが早く、冷蔵庫に入れていても低温障害で黒ずんでしまうことがあるため、早めに使い切るようにしましょう。
バジルの効果
■肌荒れ予防
バジルに含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜などの上皮細胞の形成や機能に重要な役割を果たしています。上皮細胞は体内に侵入する病原菌を防ぐ役割があり、ビタミンAが不足すると皮膚が乾燥し、肌荒れが生じる可能性があります。
■シミを防ぐ
年齢を重ねると、皮膚や血管、臓器に老人斑として知られる老化色素であるリポフスチンが増加する傾向があります。しかし、バジルにも含まれるビタミンEの摂取により、皮膚にリポフスチンが蓄積されず、シミの形成を防ぐことができます。
■丈夫な骨や歯をつくる効果
バジルに含まれるカルシウムは、強い骨や歯をつくり、体を支える重要な働きがあります。
カルシウムとともにマグネシウムやリンも骨をつくる成分になります。カルシウムが2~3に対して、マグネシウムは1のバランスが良いとされています。リンも骨をつくる成分ですが、一緒に摂るとカルシウムの吸収を妨げます。リンは肉類や魚介類など多くの食品に含まれ、過剰摂取となりやすいため、カルシウムの摂取量を増やすことが重要です。
また、吸収したカルシウムを効率良く骨に利用させるためには、適度な運動を行い、骨に負荷を与えることも重要です。
こんな方におすすめ
●肌の乾燥が気になる人
●美肌になりたい人
●骨や歯を強くしたい人
おさらい
●バジルは熱帯アジアなどが原産のシソ科のハーブ
●栄養面ではβ-カロテン、カリウム、カルシウムを豊富に含んでいる
●トマトと合わせることで、コレステロール値の上昇抑制、血圧の改善など幅広い効果が期待できる

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)
・春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典(発行所 株式会社エクスナレッジ)

















