サニーレタスは「あかちりめんちしゃ」とも呼ばれる非結球の葉レタスです。玉レタスより葉質が柔らかく、栄養価に優れています。
特にβ-カロテンは100gあたり2000μgと玉レタスの約10倍も含みます。さらに、抗酸化作用を持つビタミンEが豊富で、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCと協働して細胞の老化を防ぎ、生活習慣病を予防します。また、骨の形成に不可欠なカルシウムやビタミンKも豊富に含まれているため、骨粗しょう症が心配な更年期以降の女性にも最適な食材です。クセがなく食べやすいため、サラダなどで日常的に多く取り入れたい野菜です。
サニーレタスとは?
サニーレタスは一般的な結球レタスとは異なり、波打つような葉が何層にも重なり合う「非結球(葉レタス)」のグループに属しています。「あかちりめんちしゃ」という別名の通り、縮れた葉先が赤紫色を帯びているのが特徴です。玉レタスに比べて葉質がソフトで、食感の面では少し繊細な印象を受けますが、栄養価においては非常に優秀です。
とりわけ、100gあたり2000μgにおよぶβ-カロテンの含有量は、一般的な玉レタスの約10倍に達します。また、強力な抗酸化作用を持つビタミンEも豊富で、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCといった他のビタミン類と相乗的に働くことで細胞の老化を抑制し、生活習慣病の予防に寄与します。さらに、健やかな骨の形成に不可欠なカルシウムやビタミンKも十分に満たしているため、骨粗しょう症への対策が気になる更年期以降の女性にも最適な食材です。クセのない味わいを活かし、サラダなどで日常的に多く取り入れたい野菜です。
■調理との組み合わせ方
豊富なβ-カロテンやミネラルを含み、さっぱりとした味わいのため、脂質の多い食材とも好相性です。例えば、イワシを使ったオイルサーディンと合わせれば、イワシ由来のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)の効能も加わり、血栓の予防やコレステロール値の抑制に優れた効果を発揮します。また、身体がむくみがちな夏時期には、高い利尿作用を持つキュウリと共にグリーンサラダに仕上げることで、ビタミン群を効率よく補給できます。
■選び方
葉の緑色と、先端の赤みがかかった部分の色彩の対比が鮮明なものを選びましょう。全体にふんわりとしたボリュームがあり、瑞々しい張りとツヤがあるものが良品です。
■保存方法
保管する際は、水で湿らせた新聞紙や紙袋で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てた状態で収納してください。
サニーレタスの効果
■骨の形成を助ける
サニーレタスに含まれるビタミンKには、腸から吸収されたカルシウムを骨に取り込む働きがあります。成長期の骨の形成だけではなく、骨粗しょう症の予防にもなります。
■シミを防ぐ
年齢を重ねると、皮膚や血管、臓器に老人斑として知られる老化色素であるリポフスチンが増加する傾向があります。しかし、サニーレタスに含まれるビタミンEの摂取により、皮膚にリポフスチンが蓄積されず、シミの形成を防ぐことができます。
■高血圧を予防する効果
ナトリウムは体にとって必要なミネラルですが、摂り過ぎると高血圧の原因になります。
サニーレタスに含まれるカリウムは、過剰なナトリウムを尿として排出する働きを促すため、高血圧の予防に効果があります。
こんな方におすすめ
●骨や歯を強くしたい人
●美肌になりたい人
●高血圧が気になる人
おさらい
●サニーレタスは非結球の葉レタスで、玉レタスより葉質が柔らかい
●β-カロテンは100gあたり2000μgと玉レタスの約10倍も含む
●骨の形成に不可欠なカルシウムやビタミンKも豊富に含まれている

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)
・春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典(発行所 株式会社エクスナレッジ)

















