アボカドは脂質が豊富で、タンパク質やミネラル、ビタミンも多く含んでいます。特にカリウムや鉄、ビタミンB2やビタミンEの量が多く、食物繊維も豊富です。美容効果があり、ビタミンB2は脂質の分解を促し、ビタミンEは血管を若々しく保ち老化を防止します。鉄の吸収を助けるビタミンCや食物繊維が豊富で、貧血や便秘の解消にも役立ちます。



アボカドとは?

アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど脂質が豊富で、100gあたり17.5gも含まれています。また、タンパク質も他の果物と比べて多く含まれます。アボカドの脂質は主にオレイン酸やリノール酸、α-リノレン酸などの不飽和脂肪酸であり、コレステロールの心配はありません。

さらに、アボカドはカリウムや鉄などのミネラル、ビタミンB2やビタミンE、そして食物繊維(100gあたり5.6g)も豊富です。これにより、アボカドは美容に効果があり、ビタミンB2は脂質の分解を促進し、ビタミンEはホルモンのバランスを整えて血管を若々しく保ち、老化を防止します。さらに、鉄の吸収を助けるビタミンCや食物繊維も含まれているため、貧血や便秘の解消にも役立ちます。

 

意外にも和風に合う

アボカドはお寿司のネタにもよく使われるほど、和風レシピにも合います。薄切りにしてワサビ醤油で楽しんだり、和風の料理に取り入れたりすることができます。アボカドのコクのある味わいを活かして、様々な料理を楽しめます。

 

選び方

すぐに食べるなら完熟して皮が黒く、握ったときに弾力があるもの。
日を置く場合は、緑色の未熟なものを購入し、20℃前後の場所に置けば追熟する。

 

保存方法

27℃以上になると傷みがでる。熟したアボカドはポリ袋に入れて冷蔵庫で保存し、1〜2日を目処に食べ切る。

 

調理との組み合わせ

老化の予防に効くビタミンEの効用は同じ抗酸化力をもつビタミンCとともに摂ることで効果が高まります。ビタミンCが豊富なブロッコリーやトマト、葉物と合わせたサラダレシピなどがおすすめです。

アボカドの効果

コレステロールの改善に

アボカドに含まれるオレイン酸やリノール酸、α-リノレン酸などの不飽和脂肪酸が、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きをもっています。

 

老化防止、美肌効果

果物の中でも抗酸化力の高いビタミンEが多く含まれています。ビタミンEは老化を防止し、美肌効果もあります。

 

便秘の改善

食物繊維が豊富なため、便秘の解消にも役立ちます。

こんな方におすすめ

コレステロール値が気になる人

美肌になりたい人

便秘で悩んでいる人

おさらい

アボカドに含まれるオレイン酸やリノール酸、α-リノレン酸などの不飽和脂肪酸がコレステロールを改善する

抗酸化力が高く、老化防止や美肌効果があるビタミンEを多く含む

便秘の解消に役立つ食物繊維が豊富


参考文献

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)

・春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典(発行所 株式会社エクスナレッジ)

・かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学(発行所 株式会社ナツメ社)

・免疫力を高める食材事典(発行所 株式会社学研プラス)


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