カモミールはハーブティーとして親しまれる代表的なハーブで、ジャーマンカモミールとローマンカモミールの主に2種があります。抗炎症、鎮静、抗菌、消化機能の維持など多くの効能があり、入浴剤にも利用されています。白や黄色の花に含まれるアピゲニンには鎮静作用があり、カモミールティーを継続して飲むことで、リラックスやストレスの軽減、感情の安定が期待されます。



カモミールとは?

カモミールは、ハーブティーなどで広く親しまれている代表的なハーブの一つで、主にジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類があります。民間療法における効能は多岐にわたり、消化管の健康維持、抗炎症作用、鎮静作用、抗菌作用などがあるとされています。また、入浴剤のほか、シャンプーやローションなどの製品にも多く利用されています。

ジャーマンカモミールは、芳香のある一年生の草本で、ヨーロッパ、北アジア、西アジアを原産とし、北アメリカでは帰化植物として知られています。一方、ローマンカモミールは多年草で、強い芳香をもち、葉や茎が細かい毛で覆われています。南〜西ヨーロッパを原産とし、こちらも北アメリカで帰化しています。両種とも広く栽培されており、茎は直立してよく分枝し、高さは30〜70cmになります。葉は細かく裂け、互生します。乾燥させた花の部分が主にお茶として利用されます。

カモミールの効果

リラックスとストレス軽減効果

カモミールティーを継続的に摂取することで、ストレスの軽減やリラックス効果が期待され、感情の安定にもつながると言われています。

 

鎮静作用

カモミールの白や黄色の花に含まれるアピゲニンという成分には、鎮静作用があります。

こんな方におすすめ

ストレスが気になる人

おさらい

カモミールはハーブティーとして親しまれる代表的なハーブ

抗炎症、抗菌、消化機能の維持の効能があり、白や黄色の花に含まれるアピゲニンには鎮静作用がある

カモミールティーを継続して飲むことで、リラックスやストレスの軽減、感情の安定が期待される


参考文献

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)

・厚生労働科学研究成果データベース

・夕方摂取のカモミール茶によるストレス軽減効果の検討(天使大学紀要 9 21-32, 2009-06-30)


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