とうもろこしの主成分はたんぱく質と糖質であり、カロリーもやや高めです。粒皮には豊富な食物繊維が含まれており、胚芽の部分にはビタミンB1、B2、Eなどのビタミン類、カリウム、リンなどのミネラルも含まれています。たんぱく質を構成するアミノ酸には疲労回復効果が高いアスパラギン酸や、脳の機能を活性化させるグルタミン酸、免疫機能を向上させるアラニンが含まれています。また、とうもろこしにはコレステロールを減らす効果や便秘の改善効果もあります。



とうもろこしとは?

とうもろこしは、ビタミンCは100gあたり8mg、カロテンも53μgと多くはありませんが、野菜としてはエネルギーが比較的高く、食物繊維が100g中3gと豊富です。また、バランスの取れたビタミンB群も含まれています。ヤングコーンには、エネルギーが少なく、カルシウムが多いという特徴がありますが、栄養素的には大きな差はありません。

 

劣化がはやい

収穫後のとうもろこしは鮮度が急激に落ちて数時間で甘みが半減すると言われています。

すぐに食べないときは、茹でてラップに包んで冷凍保存しましょう。

 

選び方

皮の緑色が鮮やかで、粒がそろってびっしり詰まっているものを選びましょう。

 

調理との組み合わせ

とうもろこしのたんぱく質は、必須アミノ酸のリジンが少ない特徴があります。このため、リジンを多く含む肉や卵、乳製品、大豆製品と組み合わせることで、たんぱく質の栄養価を高めることができます。例えば、コーンポタージュやオムレツの具材として組み合わせることがおすすめです。

また、とうもろこしと一緒にゴマやかぼちゃなどビタミンEを多く含む食材を摂ると、強い抗酸化作用によって美肌効果も高まります。

 

茹で方

加熱すると香りと甘みが増加します。薄皮を付けたまま、湯からゆでると風味が逃げずにジューシーに仕上がります。薄皮をむき、ラップで包んで電子レンジ(500W)で約5分加熱しても美味しくたべられます。

とうもろこしの効果

コレステロールを減らす

胚芽部分にはリノール酸が含まれています。これがコレステロールを減らし、動脈硬化の予防に良いとされています。

 

疲労回復、肥満防止に

ビタミンB群は豊富に含まれており、ゆでてもあまり損失がありません。特にビタミンB1とB2は、糖質や脂質の代謝を促進します。そのため、疲労回復や肥満防止にも効果があります。

 

便秘改善と美容にも

食物繊維は、とうもろこしの粒皮の部分に最も多く含まれています。これは水に溶けない不溶性食物繊維の一種であり、排泄を促進して腸内環境を整える助けとなり、便秘の改善に役立ちます。

粒皮は固く消化が難しいため、冷たい飲み物と一緒に摂取することは避けた方が良いです。

また、とうもろこしの実にはゼアキサンチンという成分が含まれており、β-カロテン以上の抗酸化作用が期待されています。

こんな方におすすめ

コレステロール値が気になる人

疲労を回復したい

便秘で悩んでいる人

おさらい

胚芽部分には、リノール酸というコレステロールを減らす成分が含まれている

ビタミンBが豊富で、疲労回復や肥満防止にも効果がある

不溶性食物繊維が多く、排泄を促して腸内環境を整え便秘の改善に役立つ


参考文献

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)

・実用版オールカラー 食品図鑑(発行所 女子栄養大学出版部)

・春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典(発行所 株式会社エクスナレッジ)

・特集夏野菜を 食べよう!(2)(農林水産省)


カテゴリーに戻る

関連記事


牡蠣
食材

牡蠣

畑菜
食材

畑菜