壬生菜は、根株から多数の細かい葉が出て、太いかたまりになっています。見かけは硬そうですが葉は柔らかく、シャキッとした食感で、ピリッとした辛味とカラシの香りが特徴です。京都市中京区の壬生地区で栽培されており、みず菜の変種の一つとされます。みず菜よりも葉が細長く、丸葉みず菜とも呼ばれています。秋から春先にかけて出回り、漬物や煮物、おひたしに利用されています。ビタミンCや食物繊維が豊富で、そのままサラダで楽しむこともできます。



壬生菜とは?

壬生菜は、小さな根株から細かい葉がいくつも出て、太いかたまりになっています。葉は一見硬そうにも見えますが、食べてみるとしなやかで、繊維も少なく、シャキッとしています。味はピリッとした辛味とカラシの香りが特徴です。壬生菜の発祥は、京都市中京区の壬生地区であり、数百年前にこの地域で多く栽培されていたことから、壬生菜と呼ばれるようになりました。江戸時代末期には、壬生地区が住宅地や工業地に変わったことで、栽培地は南下していきました。現在の壬生菜は、みず菜の変種の一つで、1800年代頃に自然交雑によって生まれたとされています。

みず菜とよく似ていますが、葉は細長いヘラ型で、丸葉みず菜とも言われます。壬生菜は、早生、中生、晩生と栽培収穫の時期が違う三種に改良分類され、秋から春先にかけて出回ります。千枚漬けのお供として重宝され、最近では煮物やおひたしにも利用されており、年中消費されています。

壬生菜には、お肌に良いビタミンCと食物繊維が豊富に含まれています。葉の柔らかなものなら、そのままサラダにして美味しく食べることができるほか、さっと茹でて食感を楽しむこともできます。

 

壬生菜の選び方

葉がしっかりとして、葉幅が狭く小株のもの。

 

調理方法

ピリッと辛味のある壬生菜は、和食だけではなくエスニック料理などにも利用できます。スープやサラダのほか、油とも合うので、炒め物にも適しています。

 

壬生菜の浅漬け

塩をして昆布、鷹の爪とともに一夜漬けに。歯切れがよく、カラシの香りが際立つ。

 

壬生菜の効果

老化を防ぐ

壬生菜に含まれるビタミンCは、抗酸化作用が強く体内の酸化を抑制する働きがあります。

 

腸内環境を整える効果

壬生菜に含まれる食物繊維は、腸内に溜まった不要な老廃物や有害物質を吸着し、体外へ排出する働きがあります。また、腸内の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を増やす働きもあるため、腸内細菌のバランスが良くなり、腸内環境の改善に役立ちます。

腸内環境が整うことで、便秘の予防や改善にも効果が期待できます。

こんな方におすすめ

老化が気になる人

便秘で悩んでいる人

おさらい

壬生菜は、根株から多数の細かい葉が出て、太いかたまりになっている

シャキッとした食感、ピリッとした辛味とカラシの香りが特徴で、みず菜の変種の一つ

ビタミンCや食物繊維が豊富で、漬物や煮物、おひたしなどに利用されている


参考文献

・完全図解版 食べ物栄養事典(発行所 株式会社主婦の友社)

・まるごと京野菜 からだがよろこぶ京都ブランド(発行所 株式会社 青幻舎)


カテゴリーに戻る

関連記事


エビ
食材

エビ

ねぎ
食材

ねぎ